日記 7/14

 ネット記事や刊行物には、軒並み新型コロナウィルス関連の見出しが出ている。しょうもないものの方が多い気がするけれど、冷静に選ぶと中には今だから読めるおもしろい記事もある。

 

 アナキズム文献センター通信に挟まっていた号外ペーパー。「感染症×アナキスト」と題した海老原弘子さんの記事で、教育編ではフェレ・イ・グアルディア氏、医療編ではイサック・プエンテ氏という二人のスペイン人を取り上げている。

 スタジオジブリの小冊子「熱風」7月号。巻頭の池澤夏樹さんのインタビューが良かった。世界中で旅をしたり住んだりしてきた経験を交えつつ、人類史的な視点を持って今起きていることの観察が語られる。それほど長くはない記事だし、整理されていて読みやすい。

 

 上の2つはウェブでも公開されたものだが、おれは書店のレジで見かけてもらったり、店主が薦めてくれて手にしたりした。自分に合うものとどうやって出会ったのかもなるべく覚えておきたい。