日記 5/11

 元々地方の一人暮らしだし友人なども多くないから、感染拡大防止といえども生活に大きな変化はなく、ストレスも増やさずに暮らしている。しかし改めて思えば、新しい場所へ赴くことがほぼ無くなっていて、それが不自由と言えば不自由だ。何か物足りなさを感じてはいたが、自分が小旅行のような外出が好きだったことを忘れかけていた。ストレスと言うには贅沢なことかもしれないが、そのうち慣れるだろうか。

 音楽関係の仕事をしてきた年配の知り合いが、遊休しているオーディオ機器を譲ってくれるという。(親切な)条件を出されていたが俺は先日それをクリアしていた。それ単体では音を鳴らせないので、他の機器を買い揃えなければいけないが、楽しみをもらったことがありがたい。

 既婚者がよく物をくれることについて、しばし考えていた。結局それは、単純に付き合いのある同年代の多くが既婚者になっただけのことかもしれない。深く考えず良く捉えよう。

 昨夜は最近の社会について思うところを書き出そうとしたが、思いとどまって全部消した。もう少しよく考えたい。たとえ考えの進みよりも世の中の流れの方が何倍も早いとしてもだ。