昨日は2020年の最後の日。一人で過ごす以上、何か特別な行動があるわけでもなく、普通に起きて普通に過ごす。そうしようと思ってそうしてるわけですらないような、意思は限りなく薄く、気はどこまでも抜けている一日。
よく通った喫茶店に足が向けば、店の人とコーヒーと音楽の話をする。本音は別れた後に形を成す。コーヒーのことも音楽のことも、思い返せば色々考えている時間が多い年だった(悠長なことだ)けれど、なんとなく最後に落ち着いたというか、収束する先がちらりと見えた気がする。早めに帰宅して、うどんを煮て食べた。そういえばしばらく前から土鍋の蓋が見つからない。
今日は元日。昨日、知り合いたちからレコードのメンテナンスについて情報をもらったので、さっそく実践するべく道具を買いに玄関を出た。その時、本当に静かだけど建物の中には人の気配がするという、滅多にないような雰囲気を感じた。
公園に歩いて行き、子供たちが賑やかに凧を揚げているのを眺めた。朝早起きして柄にもなく朝日を見たこともあり、夕方には眠くて仕方がなかった。
