日記 5/22

 大して困ることもなしと思って静観していた鳥の巣が、日中おれが家を空けている間にでかくなってきている。換気扇を回す時、蓋に何かがつっかえる手応えがあるし、外から見える巣の材料のはみ出し方も露骨になってきた。少し困り始めたか、対話の場を設けるのが望ましいタイミングかもしれない。

 しかし家賃を負担しているのはおれだが、出している金の多寡で力関係をどうこうというのはあまりよくない。それでは最悪このブログの炎上もあり得るだろう。最近は雛鳥の鳴き声もおれに何かを抗議しているかのように聞こえる気がする。おれと対等な民意として重く受け止めたいものの、どうしたものか、もうしばらく様子を見る。