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 今朝は路面が凍結し、靄が発生した。周りも自分も、慎重にのろのろ運転。大通りでは渋滞したという話も聞いたが、おれの通勤路はそれほど交通量が多くなく、時間帯も早めなので混まなかった。朝は7時を過ぎると車の交通量がどっと増える気がする。

 連日のコロナウイルス報道を見ていると、やはり良い気分にはなりようがない。個人的に毎回引っかかってしまうのが、コロナに「勝つ」とか「負けない」とかいう表現だ。個人レベルでは各々が相対している問題があり、負けられないのだと思う。しかし大勢に向けて放たれる報道などで発するこの表現は、何のことを言っているのかボンヤリしている。ボンヤリせざるを得ないのかもしれない。どういう状態に至れば勝利したことになるのか、むしろどういう事態になれば誰が負けを認めるのか、そもそも一体何と戦っている想定なのか。我ながらくだらない突っかかり方だとは思うけれど、その中身はボンヤリなのに高揚感のある表現を採る権力者を、おれは信用できない。

 おれも何かと戦っているのだろうか。