大抵一日の終わり頃にこの日記を書いて寝る。書いている途中で眠りかけていることもある。次の日の午前に一度くらい読み返して、文章がおかしいところを少し直したりする。読み返すときは、内容はもう諦めてそのままにしようと思うが、酔っていたのだろうかと思うほど、何の話なのか分からないことが、たまにある。
通勤の車中ではラジオでニュースを聴くことが多いけれど、聴かなくても内容がほとんど分かっているような日もあって、そういう時は音楽をかける。John ConvertinoとGabriel 'Naim' Amorの"Correspondents"はドラムとギターのインスト作品。別々の表現をしているようでありながら、しかし確かに一つの音楽が描かれていく。文通形式で作られたという制作の経緯も相まって、移動しながら聴いていると、遠くにいる誰かをふと想ってしまうような感傷のある作品。
