コロナ感染拡大により延期した年末年始の帰省。日程を改めて、本当なら今日から帰省しようと思っていたが、首都圏緊急事態宣言の発表後すぐに飛行機は欠航になり、あちらの気象も不安定であるため、計画は一旦白紙に戻すことにした。疲れた帰りたい帰れるところがあるうちに。申請してあった有休は取り消すのも面倒になり、だから今日は一人きりの何も無いただの休みにした。
朝から掃除洗濯、レコードを拭いたり鳴らしたりしながら本を読んで、昼頃には日用品を買い足したり図書館に行ったりした。喫茶店の店主と話していて年齢の話題が出た帰り道、こんなんでいいのか、という気持ちに後ろから肩を引かれそうな思いがしなくもないが、明日から天気が崩れるからね、そしたら家でマジメな何かをやるさ、と知らないふりをする。いつまで明日があるのだろうか。もう腰も膝も痛いし、毎日眠いし目も霞んでいて眩しいものを見られない。
2016年に出たJeff Buckleyの未発表音源集"You and I"がとても好きで、よく聴く。10曲中8曲がカバーで、選曲演奏ともに楽しさもありながら胸に迫るものがある。アルバムタイトルは、2曲きりのオリジナル曲である"Dream of You and I"から取られているのだと思う。しかしアルバムの最後に収められているThe Smithsの"I know It's over"で同じ言葉が不意に現れて、これが心に刺さる。
love is natural and real
but not for such as you and I, my love
