8月11日

 今日は祝日で通勤路の雰囲気が違う。他の車が少ないから、比較的自分の思ったペースで車を走らせることができる。普段はラジオのニュースを聴いているのを今朝はやめにして、音楽を流しながら出勤することにした。しかし、じっくり選んでいると遅刻する。おれはすぐにくるりの"太陽のブルース"を選んでいた。この曲が収録されている"魂のゆくえ"は、思い入れの深いアルバムだ。帰省するMを駅に降ろして、おれはいつもの道を辿った。

 

 スワローズは絶不調。6月までの成績が嘘のように、最下位だった2年前の雰囲気にすっかり戻ってしまったようだ。まあ6月までは、スワローズが良すぎたのと、他のチームが悪すぎたのが重なった感はある。ラジオ中継の解説者が「今のスワローズは何をやってもうまくゆかないというか…」と話していた。確かに、ここ最近はもうそうコメントするしかない試合内容だ。長いシーズンも終盤、なんとか踏ん張ってほしい。

 

 貴重な学友の伊藤君が海外に赴任するという。元々年に1回会うか会わないか、数回連絡するかしないかくらいの調子のまま、付き合いの長い彼である。転勤の話を聞いたのも先週で、今週末にはもう渡航するというから、会って話をするチャンスはなかった。寂しいな、今までこういう気持ちになったことはなかった。赴任している期間中に、ぜひ遊びに行きたいものだ。おれも、次会ったら言えばいいやと思っていた、昨年入籍したことを伝えておいた。次はいつになるのかな。